初めてダイエット、というものを気にしたのは小学5、6年生のころかな
今考えるとそこまで太ってたわけじゃなかったんだけど、身長160cm↑40kgというスレンダーな従姉妹がいてね、いつも比べられてたんだ
家が近くて、ほぼ毎週、家族でうちに来ていたと思う
私には「ガッチリしてる、骨太」
従姉妹には、「折れそう、華奢」
従姉妹のことは大好きだったけど、ほんと自分の太さが嫌だった
大人になってから聞いたら、あれは健康的な様子を褒めてたんだって言ってたけど(は?)
小学校高学年の女子には、というか女性全般に全く褒め言葉じゃないよね
ここから私のダイエット人生が始まるのだった…
始まりは雑誌に載っていた「やせ日ダイエット」から
何の雑誌だったかは忘れちゃったんだけど、たぶんティーン誌かなぁ
やせ日ダイエットとは
普通に食べて、生活していても週に1度は体重が少ない日がある
その日がやせ日!
やせ日には主食調整をする
- 主食を食べない
- お菓子は食べない
- 甘いジュースも飲まない
そうすると次の日500g〜1kg体重が減る
500g減らない場合はもう1日主食調整(最大3日まで)
500g〜1kg減ったらタイミング体操(バックキックなどの筋トレ)をすると、減った体重が定着する
週1回の炭水化物抜きで、月3〜4kgの減量ができる
…わかりにくいかな?
月曜が50kgでやせ日だとすると、月曜に主食を抜くと火曜日に体重が49kgになる
そしたら火曜の朝にタイミング体操をすると、次の日からまた50kgとかになるんだけど次週の月曜には49kgになる
そしてまた炭水化物を抜くと翌日48kgになって、タイミング体操をする…以下繰り返し
小学生の代謝も高く、活動量の多い時期の炭水化物抜きだから
体重はするする減ったよ
この成功の経験が、その後のダイエット人生の始まりなんだ
※成長期に炭水化物を抜くことは危険です
身体の成長を妨げるし、集中力が落ちたり、イライラしたり、結果的に痩せにくくなるなど、その後の人生にまで影響してしまうよ
今はこのダイエットを小学生がやったらダメだってわかるけど、当時はわからなかった
それに例え良くないとわかっていてもやってしまう、思春期の外見へのこだわりは半端ないんだよね
たった週1、炭水化物を我慢するだけで、1ヵ月で3kg減った経験は、主食を抜けば簡単に体重を落とせる!という間違った自信になった
食べすぎてもまた炭水化物を抜けば痩せるからいいやってね
良くない考え方だなー。
体重が減る=脂肪が減るって思ってたんだ。
実際は水分とか、単純に身体の中に入れる食べ物の量が少ないから減ってるってことがわかってなかった。
成長期で活動量の多い小学生のときに、炭水化物を1日でも我慢するのは大変で
我慢すればするほど、よりお菓子とか甘い物に執着するようになった
やせ日には我慢しても、後々結局食べすぎて元に戻ってしまう
リバウンドしたとき、今度は1日の炭水化物抜きじゃ減らなくなってしまって、2日、3日と炭水化物を抜いていった
これがかなりきつくて、食べたくてどうしようもないのを必死で我慢してた記憶がある
スタートは155cm49kgで太ってるから痩せたいて思ってたのが、一時的に46kgになったものの、終わってみれば52kgに…
このダイエットで勉強になったこと
- 体重は毎日変動する
- 我慢しすぎる食生活は、食欲をおかしくしてしまう
- 筋トレの呼吸法
無理な制限は必ず後で反動が来て食べてしまい、ダイエットを始める前より太ってしまうよ。
体重は3kg減ったけど、脂肪が減ったわけじゃないんだろうね。
そして次のダイエットに移行するんだ
有酸素運動とカロリー制限
有酸素運動
有酸素運動20分以上で体脂肪が燃えるというダイエット番組をテレビで見て、月曜〜土曜、毎日60分歩くことにした
結果は…全然痩せない
有酸素運動といってもただゆっくり歩いてるだけだったの
息が切れるような早歩きでもなく、ただ街を歩いて、信号で立ち止まって60分じゃね…
そもそもウォーキングの消費エネルギーなんて微々たるものだから、食べたらプラマイゼロだったんだよね
1ヵ月平日は毎日続けて全く痩せないのでやめた
今では有酸素運動は20分以上しなくても、運動スタートからすぐ体脂肪は燃えはじめるって言われてる
ダイエットの常識も数年経つと変わることもあるよね
カロリー制限
1日1200kcalに抑えることにした
基礎代謝等の知識はなく、ただ本に載ってた数値をそのまま採用
休みの日は自分で野菜スープを作ったり、ご飯に刻んだ白滝を入れたりして食べてたけど、次の食事までにお腹が空いてすいて…
お菓子も箱の中身を全部出して、1個何kcalか計算してたな。
小枝とか、昔は個包装じゃなくて、箱にずらーっと全部入ってたから、大変だったよ。
涙ぐましい…。
そう
カロリーの内訳が大事なのがわかってなくて、単純にトータルが1日のカロリー内に収まればいいと思ってた
朝食にお菓子を食べることもあったし、バランス良い食事とはかけ離れていたな
このダイエットで勉強になったこと
- ウォーキングで消費するカロリーはわずか(心拍数等気にすればまた違うかな?)
- カロリー制限すると食べ物のことばかり考えるようになる
運動できない日があると、その日は運動で消費するカロリーはゼロ。有酸素運動のみで痩せるのは、かなり大変。
大きい筋肉を鍛えて痩せる
これもテレビ番組から
筋肉を鍛えて、消費エネルギーを増やそうというもの
胸筋、脊柱起立筋、腹筋、大腿四頭筋の4つを鍛えるトレーニングを毎日するんだ
今やってることに近いんじゃない?
そうだね。ただ、このトレーニング方法が謎でさ…。
- 胸筋→手を胸の前で合わせて、最大の力で7秒押し合う
- 脊柱起立筋→バンザイした状態でうつ伏せになり、右手と左足を上に上げ7秒キープ(反対側も同様)
- 腹筋→椅子に座って、片膝に両手を重ねて置き、最大の力で押すと同時に膝も上げて7秒キープ(反対側も同様)
- 大腿四頭筋→椅子に座って足を伸ばし、足をクロスさせ、上にくる足を下に、下にくる足を上に向かって押し合うようにして7秒キープ(上にくる足を変えて同様に)
この7秒キープが何なんだろうな…
1日たったこれだけ、楽なんだけど続かなかった
このダイエットで勉強になったこと
- 腹筋に上体起こし以外にも鍛え方があることを知った
- 胸筋を意識できるようになった
低インスリンダイエット
低GIのものを選んで食べて、食事制限なしに痩せるというもの
これもテレビ情報
低GIは今も意識してるし、このダイエットは間違いないんじゃないかな
でも低インスリンダイエットについては、大してやってないんだ
このころ中学生くらいだったから、食事メニューの決定権は私にはないわけで…低GIのものばかり食べるのは無理だった
今は親もダイエットに協力的なお家もあって羨ましいなと思うよ
小学生〜中学時代・ここまでのまとめ
このころはまだ、魔法みたいに痩せるものがあるって信じていた
痩せる石鹸とか、水を飲んで痩せるとかね
痩せる石鹸は脂肪を溶かすわけじゃないし(多分海藻とか入ってるからむくみがとれるってことかな?)、水自体に痩せる効果があるわけじゃない
何かを食べたり、飲んだりして痩せるっていうのは結局
- お腹にたまりやすい物→食事量が減る→体重が減る
- 食物繊維が多い物→便通が良くなる→体重が減る
- 水分代謝を良くする物→むくみにくい→体重が減る
- 血糖値が急上昇しにくい物→空腹を感じにくい→体重が減る
みたいに、食事量が少なくなって減るか、排出しやすくなって減るって感じかな
これで痩せる!って言われる食品を食べたら、他はいくらでも好き放題食べて痩せるなんてことはない
でもそれに気づくのはもっと先のこと
長くなったので②に続きます
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